【初心者必見】Googleアナリティクスとは？設置方法から基本にトラブル対応まで詳しく解説

2025年9月29日

ブログを始めたばかりの人にとって、

「アクセスってどれくらいあるんだろう？」

「どの記事が人気なんだろう？」

と気になる瞬間は多いはずです。

そんなときに役立つのがGoogleアナリティクス。

これを使えば、あなたのブログを訪れた人の動きや人気記事が一目でわかります。

つまり、感覚に頼らず「数字でブログを育てる」ことができるんです。

この記事では、初心者でも迷わないように

「Googleアナリティクスとは何か？」

「WordPressでの使い方」

「集客に直結する活用法」

までわかりやすく解説します。

Googleアナリティクスとは？ブログ初心者でもわかる基本

最初に押さえておきたいのは「Googleアナリティクスってそもそも何？」という基本の部分です。

専門用語が多いと混乱しやすいですが、ここではシンプルに「ブログの成長を見守るための道具」として紹介します。

Googleアナリティクスの役割とは？

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールのことです。

難しく聞こえるかもしれませんが、要するに「ブログにどんな人が来て、どの記事を読んで、どのくらい滞在したか」を数字で見える化してくれるサービスなんです。

確認できる主な数値

初心者が最初に見るべきポイントは次のとおりです。

PV数（ページビュー数）：記事が何回読まれたか
ユーザー数：ブログを訪れた人の数
平均滞在時間：読者が記事にどれくらい時間を使ったか
直帰率：1ページだけ読んで帰ってしまった人の割合（正確には少し違います）

これらをチェックするだけでも「記事の人気度」や「改善すべきポイント」が見えてきます。

料理やダイエットに例えると？

数字だけを並べてもピンとこないかもしれません。

そこで例え話をしてみましょう。

料理で言えば → レシピ本。「この材料をこう調理すれば美味しくできる」とヒントをくれる
ダイエットで言えば → 体重計。「今の体重や体脂肪率を見て次の行動を決める」

つまりGoogleアナリティクスは「今の状態を正しく知るための道具」なんです。

ブログ改善の地図になる

ブログ運営を「旅」に例えるなら、Googleアナリティクスは地図やコンパス。

どこから人が来たのか（検索・SNSなど）
どの記事が人気か
どこで離脱してしまったか

これらを知ることで「どの道を進めばゴールに近づけるか」がわかります。

感覚や勘に頼らずに、数字という確かな道しるべを持つことができるんです。

Googleアナリティクスの導入準備（アカウント作成からログインまで）

Googleアナリティクスは誰でも無料で使えるツールですが、最初の導入でつまずきやすいポイントがいくつかあります。

Googleアナリティクスのアカウント作成からログインまでを解説します。

Googleアカウントがあれば誰でも無料で使える

Googleアナリティクスは、特別なお金を払う必要はありません。

Googleアカウント（Gmail）さえあれば無料で使えるんです。

もしまだGoogleアカウントを持っていなければ、先にアカウントを作成しておきましょう。

Googleアカウント → 無料のユーザーIDのようなもの
GmailやYouTubeログインと同じIDでOK

つまり、すでにGmailを使っている人は、そのままGoogleアナリティクスも使えるというわけです。

Googleアナリティクスのアカウント作成手順

では、Googleアナリティクスのアカウント作成の流れをざっくりまとめます。

Googleアナリティクス公式サイト にアクセス
「測定を開始」をクリック
アカウント名を入力（例：myblog-account）
プロパティを作成（例：myblog-site）
レポートのタイムゾーンや通貨を選択
サイトの情報（ブログURLなど）を入力
利用規約に同意して完了

設定は一見ややこしそうですが、画面に沿って入力していけばOKです。

ログインの流れ

アカウント作成が完了したら次はログイン。

検索で「Google アナリティクスログイン」と入力して公式ページにアクセスし、Googleアカウントでログインすればすぐに管理画面に入れます。

管理画面では、まだデータは何も表示されません。

後で、ブログ（WordPress）に連携して初めてアクセスデータが集まっていきます。

WordPressユーザー向け：簡単に連携できるプラグイン

ここでWordPressを使っている人に朗報です。

Googleアナリティクスのタグを手動で貼らなくても、プラグインを使えば数クリックで連携できます。

代表的なのが次の2つです。

Site Kit by Google：Google公式のプラグイン。Search ConsoleやAdSenseとも一緒に管理できる
GA Google Analytics：軽量でシンプル。余計な機能はいらない人向け

初心者ならSite Kit by Googleをおすすめします。

理由は、公式プラグインで安心感があり設定画面も日本語でわかりやすいからです。

導入でつまずかないためのポイント

まずはGoogleアカウントを確認
アカウント作成は画面の案内に沿って進めるだけ
WordPressなら「Site Kit」を使えば数分で連携完了

最初の導入をクリアすれば、あとはデータが自動的に集まり始めます。

ここまで進めれば、あなたのブログは「成長を数字で見える化する第一歩」を踏み出せます。

プロパティ名・アカウント追加とは？ややこしい用語をやさしく解説

Googleアナリティクスの「アカウント」「プロパティ」「データストリーム（測定）」は、初心者が一番混乱する部分です。

専門用語を噛み砕いて、どれをどう使えばいいかを説明します。

まずは全体像 — アカウント／プロパティ／データストリームの関係

イメージしやすいようにテキスト図で示します。

アカウント（最上位）
  ├─ プロパティ（例：yourblog.com）
  │     ├─ データストリーム（ウェブ測定、モバイルアプリ測定など）
  │     └─ 設定・レポート（GA4の設定など）
  └─ 別のプロパティ（例：client-site.com）

アカウント：あなたのGoogleアナリティクス上の入れ物。複数のウェブサイトやクライアントを管理するときのグループ単位。
プロパティ：実際にデータを集める単位。通常は「1つのサイト＝1プロパティ」が基本。GA4ではプロパティがレポートの単位になります。
データストリーム：プロパティの中で「どこからデータを取るか」を決めるもの。

「プロパティ名とは？」 — 名前の付け方のコツ

分かりやすく、あとで見ても迷わない名前にする。
ドメイン名をそのまま入れるのが無難。
管理目的で複数をまとめるなら、サフィックスで用途を付ける。
例：example.com - LP、example.com - blog。

ポイント：プロパティ名を適当に付けると、後で「これはどのサイトのデータ？」と混乱します。特に複数サイトを運営する人は明確な命名を。

「アカウント追加」とは？いつ追加するか

1つのブログだけ運営する人：通常は「1アカウント × 1プロパティ」で十分。アカウントを増やす必要はほとんどない。
複数サイトやクライアントを管理する人：サイトごとにプロパティを作り、必要に応じてアカウントを分ける（会社と個人を分けたい時など）。
注意点：アカウントをむやみに増やすとユーザー権限管理や請求（有料機能が絡む場合）で手間が増えます。必要なときだけ追加しましょう。

初心者が混乱しやすいポイント（先回り解説）

プロパティ名＝サイトURLではない：見た目の名前は自由に変えられる。必ずドメイン名を入れておくと安心。
Universal Analytics（UA）とGA4の違い：昔の「UA（UA-XXXX）」と、新しい「GA4（G-XXXX）」では設定の仕方が違います。今はGA4が主流なので、プロパティ作成はGA4を前提に。
データが入らない＝プロパティを作っただけではダメ：作成後にデータストリームを作り、測定タグ（Gタグ）をサイトに設置する必要があります。
ユーザー権限：クライアントやチームと共有するときは「管理者」「閲覧者」など権限を正しく与える。